家づくりコラム
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広島県の住宅ローンをおすすめ!金利・審査の通りやすさを比較
人生の中でも特に大きな買い物の一つであり、人生の一つの目標としている人も多いマイホームの購入。住宅を購入する際は、ほとんどの方が住宅ローンを組みます。
しかし、住宅ローンにはさまざまな種類があり、どれが最適かわからないという方も多いでしょう。
そこで今回は、広島県でおすすめの住宅ローンを、金利や審査の通りやすさを比較しながらご紹介します。
住宅ローンの仕組みについて
住宅ローンは金融機関から借金するため当然利息が発生し、返済する際は借りた金額に加えて利息も支払わなければなりません。
利息は各金融機関や金利タイプによって異なります。
住宅ローンの金利タイプと選び方について詳しく見ていきましょう。
金利タイプは3種類
住宅ローンの金利タイプは、固定金利型・変動金利型・固定金利期間選択型の3種類があります。
固定金利型
固定金利型とは、返済開始から完了まで金利が固定されている住宅ローンです。返済まで金利が一定のため、返済プランが立てやすく市場金利の変動に影響を受けることもありません。ただし、他の金利タイプに比べて金利が高く設定されていることもあります。
変動金利
次に、変動金利とは、返済期間中に金利が変動する住宅ローンです。金利が変動するタイミングは原則として年に2回ですが、なかには5年ごとに変動する金融機関もあります。
金利を見直すタイミングで市場金利が上昇していれば住宅ローンの金利も上がり、市場金利が下落していれば住宅ローンの金利も低くなります。
固定金利期間選択
最後に、固定金利期間選択とは、固定金利期間を選択できる住宅ローンです。固定金利期間が過ぎると変動金利に移行します。
固定金利期間は各金融機関やプランによって異なり、3年、5年、10年などさまざまな年数から選べます。
また、金融機関やプランによって異なるのは固定金利期間の年数だけではありません。固定金利期間終了後は変動金利に移行する金融期間が多いですが、なかには再度固定金利期間を設定できる金融機関もあります。
金利タイプについては、以下のページでも詳しくご紹介していますので、ぜひご一読ください。
金利タイプの選び方
金利タイプは3種類に分けられ、それぞれで特徴が異なります。そのため、金利タイプごとに向いている人にも違いがあります。
金利タイプごとに向いている人の特徴は以下の表の通りです。
金利タイプ | 向いている人の特徴 |
---|---|
固定金利 | ・返済額を一定にして、貯蓄を計画的にしたい ・返済額の変動にストレスを感じる人 |
変動金利 | ・子育てがひと段落した ・共働きで収入に余裕がある |
固定金利期間選択 | ・住宅ローンと子供の教育費が重なる (子供の教育費がかかる間は固定金利、教育費の支払いを終えたら変動金利に移行すると良い) |
【比較表】広島で住宅ローンが借りられる銀行
全国で住宅ローンを借りられる銀行が多くありますが、広島県にも住宅ローンを借りられる銀行が数多くあります。その中で住宅ローンの借入におすすめなのが「広島銀行」「もみじ銀行」「広島信用金庫」です。
それぞれの銀行の特徴は以下の通りです。
銀行 | 特徴 |
---|---|
広島銀行 | ・広島市に本店がある地方銀行。 ・豊富な種類の住宅ローンを取り揃えており、ライフプランに適した住宅ローンを見つけやすい。 |
もみじ銀行 | ・広島市に本店がある第二地方銀行。 ・取り扱っている住宅ローンは双方向金利選択型住宅ローン、借換専用住宅ローン、フラット35の3種類。 ・住宅ローンにがん診断と八大疾病補償を付けられる。 |
広島信用金庫 | ・広島市に本店がある信用金庫。 ・取り扱っている住宅ローンは多数あり、リフォームに対応しているものもある。 ・土日でも融資審査等の相談が可能。 |
ここからは、それぞれの概要についてさらに詳しく解説します。
なお、広島県で利用できる住宅ローンは本記事でご紹介する3種類だけではなく、他の地方銀行や全国にある大手銀行なども利用できます。
あくまでもおすすめの金融機関として参考にしてください。
お得なプランが用意されている「広島銀行」
広島銀行は、広島市に本店がある地方銀行です。広島市を中心に、広島県のほとんどの市区町村で利用できます。
広島銀行が取り扱っている住宅ローンについて、金利と特徴を表でご紹介します。
住宅ローン | 金利 | 特徴 |
---|---|---|
<ひろぎん>スーパー住宅ローン (固定・変動選択型) |
・変動 2.725% ・固定(3年) 2.650% ・固定(5年) 2.700% ・固定(10年) 3.000% |
・金利変動型と固定金利選択型が選べる ・固定金利選択型は3年、5年、10年から選択可能 ・変動金利型は、金利は毎月見直される |
フラット35 | ・手数料定額型 1.60%〜1.99% ・手数料定率タイプ 1.35%〜1.74% |
・最長35年の全期間固定金利 ・住宅の安全性、居住性、耐久性について住宅金融支援機構が定めた技術基準に適合する住宅しか利用不可 |
無担保住宅ローン | 1.275% | ・借入中の住宅ローンのご返済資金および借換えに伴う諸費用に利用可能 ・最大1,500万円及び最長20年 |
固定金利フリーミックスプラン | ・固定(3年) 2.650% ・固定(5年) 2.700% ・固定(10年) 3.000% |
・借入金額を分割して固定年数を複数設定できる (例:600万円分を3年、700万円分を5年、700万円分を10年 など) |
※2022年05月01日現在
地域に寄り添って審査する「もみじ銀行」
もみじ銀行は、地域密着型の第二地方銀行です。
取り扱っている住宅ローンは「双方向金利選択型住宅ローン(当初変動金利、当初固定金利)」「借換専用住宅ローン」「フラット35」の3種類です。
それぞれの金利と特徴をご紹介します。
住宅ローン | 金利 | 特徴 |
---|---|---|
<ひろぎん>YCG住宅ローン(ワイエム保証) | ・変動型 2.725% ・固定3年 2.600% ・固定5年 2.700% ・固定10年 2.800% |
・住宅の新築、購入等幅広く利用可能 ・双方向金利型は、変動または固定3年、5年、10年から選択可能 ・全期間固定型は、融資期間を15年以内、15年超25年以内、25年超35年以下から選択可能 ・固定基準金利は3ヵ月ごとに見直し |
YCG住宅ローン(借換)(ワイエム保証・中総信保証) | ・変動型 2.725% ・固定3年 2.600% ・固定5年 2.700% ・固定10年 2.800% |
・他金融機関からの借換時のみ利用可能 ・双方向金利型は、変動または固定3年、5年、10年から選択可能 ・全期間固定型は、融資期間を15年以内、15年超25年以内、25年超35年以下から選択可能 ・固定基準金利は3ヵ月ごとに見直し |
フラット35 | 1.350%~1.960% | ・最長35年の全期間固定金利 ・基準を満たした住宅しか利用不可 |
※2022年05月01日現在
多数のプランから選択できる「広島信用金庫」
広島信用金庫(ひろしん)は、広島県の信用金庫です。住宅ローンに関する相談は平日だけではなく、土日も住宅ローンセンターで受け付けています。
広島信用金庫が取り扱っている住宅ローンは、「マイ・ドリームプラン」「住まいるいちばんネクストV」「広信長期固定金利型住宅ローン(フラット35)」「住まいるかせんサイ」の4種類です。
それぞれの金利と特徴をご紹介します。
住宅ローン | 金利 | 特徴 |
---|---|---|
マイ・ドリームプラン | ・変動型 2.725% ・固定3年 2.650% ・固定5年 2.700% ・固定10年 3.000% |
・土地購入資金、住宅取得資金、借換資金など幅広い目的に利用可能 ・固定金利選択型は3年、5年、10年から選択可能 ・変動型は半年ごとに金利が見直される ・三大疾病補償特約をつけられる |
住まいるいちばんネクストV | ・変動型 2.725% ・固定3年 2.650% ・固定5年 2.700% ・固定10年 3.000% |
・固定金利選択型は3年、5年、10年から選択可能 ・変動型は半年ごとに金利が見直される ・がん団信、3大疾病団信、就業不能補償保険をつけられる |
フラット35 | ・手数料定率型 1.350%〜1.740% ・手数料定額型 1.570%〜1.960% |
・最長35年の全期間固定金利 ・住宅金融支援機構の基準を満たした住宅しか利用不可 |
住まいるかせんサイ | ・変動型 2.875% ・固定3年 3.100% ・固定5年 3.200% ・固定10年 3.300% |
・最大2,000万円まで ・固定金利選択型は3年、5年、10年から選択可能 ・変動型は半年ごとに金利が見直される ・リフォームにも利用可能 |
※2022年05月01日現在
幅広い世代で利用可能な「フラット35」
広島県の多くの金融機関でも取り扱われている「フラット35」。フラット35とは、民間金融機関と住宅金融支援機構が連携した住宅ローンの名称です。
返済期間は、原則として最短15年から最長35年で、融資限度額は8,000万円です。
通常、住宅ローンの借入には連帯保証人が必要ですが、フラット35は連帯保証人が必要なく、幅広い世代で利用できます。
ただし、フラット35を利用できる人は、以下の要件を全て満たしていなければなりません。
- 申込時の年齢が満70歳未満(ただし、親子リレー返済であれば70歳以上でも利用可能)
- 日本国籍を有しているか、「永住者」または「特別永住者」の資格を持つ外国籍の方
- フラット35を利用する際の返済負担率が基準値以下である
- 資金使途は居住目的の住宅、かつ住宅金融支援機構が定めた技術水準や床面積を満たしている
広島県では、先ほどご紹介した通り広島銀行やもみじ銀行、広島信用金庫等の金融機関で取り扱っています。
フラット35のメリット
フラット35を利用することの大きなメリットは、固定金利であることです。固定金利であれば安定した返済プランが立てられるため、収入が不安定な人でも安心して利用できます。
また、繰上げ返済手数料が発生しないというメリットもあります。
繰上げ返済手数料とは、資金に余裕ができた際に前倒しで返済する際にかかる手数料のことです。多くの住宅ローンで繰上げ返済時に手数料が発生しますが、フラット35では繰上げ返済手数料が発生しません。
フラット35のデメリット
フラット35には、メリットだけではなく金利が高めに設定されているというデメリットもあります。特に、変動金利型に比べると金利に大きな差があり、金利が負担になりやすいです。
もちろん、変動型は市場金利によって高くなることもありますが、完済時の総額が変動型に比べると高かったというケースも少なくありません。
フラット35は固定金利型ではあるものの、変動金利型に比べると金利が高いというデメリットを覚えておきましょう。
広島でフラット35をお得に利用するには?
広島県でフラット35をお得に利用したい場合は、地域連動型という制度を利用しましょう。
地域連携型とは、地方公共団体及び住宅金融支援機構が連携し、フラット35の借入金額を一定期間引き下げる制度のことです。
子育て支援では借入から10年間金利が0.25%引き下げられ、地域活性化では借入から5年間金利が0.25%引き下げられます。
ただし、地位連携型制度を活用するためには、地方公共団体にて「地域連携型利用対象証明書」の発行が必要です。
お得な制度を活用して、幅広い世代で利用できるフラット35を利用しましょう。
家づくりの資金計画は日興ホームが丁寧にサポート致します
広島県で住宅を購入したい場合は、日興ホームにご相談ください。
日興ホームは広島市、東広島市を中心に、注文住宅、不動産売買事業、メンテナンスサービスを三位一体で提供している地域密着型の企業です。
これまで培ってきたノウハウから、家づくりの資産計画について丁寧にサポート致します。
広島県での家づくりをお考えの際は、お気軽に日興ホームにご相談ください。
コラムニスト:アスタ住宅展示場モデルハウス 今井 彩音
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