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家で本を読む ⑥
皆さん「青空文庫」をご存知でしょうか?
青空文庫とは、著作権が無くなったなどの理由で無料で読むことが出来るようになった小説を掲載しているインターネットサイトのことで、
膨大な数の小説を無料で読むことが出来ます。
インターネットで検索しても出てきますし、今ではアプリで読むことも出来ます。
個人的には、アプリの方が読みやすいな~と思います。
どんな小説があるかといえば、芥川龍之介や宮沢賢治、太宰治にアンデルセンなどなど…。
現在では1万を超える小説が読めるようになっているみたいです。
無料でこんなに楽しめるなんて、夢のようですね!
昔の小説って面白いの?という方もいらっしゃるかもしれませんが、
数がたくさんあるので必ず自分にあった小説があるはずです。
個人的には以下の小説がオススメです。
・銀河鉄道の夜 (宮沢賢治)
とても有名な作品ですね。
主人公のジョバンニとカンパネルラが不思議な鉄道で色々な場所を巡っていくお話です。
「ほんとうの幸い」がテーマとなった小説で、宮沢賢治が伝えたかったことが集まっているのでは?と思っております。
物語の中に「さそりの火」という話が出てくるのですが、これがとても胸に残るお話で
時々私はこれを思い出して自分の器の小ささに嫌気がさすときがあります。
・人間椅子、屋根裏の散歩者、など…(江戸川乱歩)
江戸川乱歩は推理小説やホラー小説などで有名ですね。
私は推理小説よりも上記で上げた作品のような、ちょっと気持ちの悪~い感じの作品が印象に残っています。
タイトルからして不穏ですよね笑
好みは大いに分かれると思いますが、しっかりオチのある短編で、面白い作品が多いです。
「蟹工船」や「こころ」など、読みたいのに読めていないものもまだまだたくさんあります。
皆さんにもぜひ一度、どのような作品が見れるのか確認してみていただきたいです!