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住宅ローン基礎編②
先週勝手にシリーズ化した住宅ローン基礎編の第二弾!!
前回は、住宅ローン商品を大きく3種類に分けてご説明させて頂きました。
どの商品が絶対正解!というものはありませんから、自分に合った商品を見つけていきましょう
といった感じでしたね。
住宅ローンのどの商品を選ぶかが決まったら、次に考えなくてはいけないのが
「いったいいくら借入をするのか?」
ということですよね。
銀行への事前審査を提出する際には、2パターンの出し方があります。
①MAXいくらまで借入することができるかを審査してもらう。
②建築計画も資金計画も固まった段階で、資金計画通りの金額を借入することができるかを審査してもらう。
①のパターンと②のパターンでは、事前審査を提出するタイミングが全く異なります。
①のパターンの場合、住宅メーカーの営業スタッフと1~2回程打合せをした段階で、とりあえず審査してみましょう、などのような言い方をされます。
②のパターンの場合、資金計画がある程度固まっている段階ですから、土地選びから建物の間取りだったり、諸経費の想定金額までを仮定で出しています。
つまり、①のパターンのようなスピード優先ではなく、建築計画優先、という感じでしょうか。
どちらのパターンが悪いとか、そういうことではありませんが、あえて私がお伝えさせて頂くとすれば
①のパターンでは、営業スタッフがお客様それぞれの建築計画のご予算をギリギリまで引き上げようとしていると思ってください。
なぜ引き上げようとしてくるのか?
答えは簡単ですよね。
少しでもご予算を引き上げる事に成功すれば、住宅メーカーの営業スタッフがお家の提案がしやすくなるからです。
お家づくりのお金について、私が最も大切だと感じていることは、借入金額についてお客様ご自身がしっかりと理解・納得している事。
もっと言うと、お客様ご自身で、月々の返済金額を決めている事、ということです。
たまにこんなセリフを聞くことがあります。
「借入金額が高く見えると思いますが、〇〇様なら大丈夫です!〇〇様のご年収なら借入できますから!」
こんな事を言われて、「そうか!借入できるから大丈夫か!」と、絶対に勘違いしてはいけません!
借入できる金額でお家づくりをするのではなく、【返済できる金額】でお家づくりをしなくてはならないからです!
では、【返済できる金額】はどうやって決めたらいいの???
その答えについては、次回の住宅ローン基礎編③にて、お話させて頂きます!!!