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オール電化にするとどうなる?
オール電化にするか?
電気・ガス併用にするか?
お家づくりの悩みどころの一つだと思います。
今回はオール電化にすると何が良いのか?そのメリットをご紹介します。
メリット① 光熱費
一般的にオール電化の方が光熱費を抑えやすくなります。
というのも、光熱費の基本料金が電気の基本料金1本のみで済むためです。
ガスと併用の場合は電気とガス2つの基本料金を払うことになるため、使用量を抑えたとしても必ずある程度のお金がかかってしまいます。
ちなみにオール電化の場合、太陽光発電を取り入れるとさらに光熱費を抑えることができます。
暮らしが続く限りずっとかかる光熱費。
どうにか賢く抑えたい!そんな方にはオール電化がおすすめです。
メリット② 火災リスクが低い
こちらは特にコンロ、ヒーターに限った話になります。
総務省消防庁の『令和5年版 消防白書』より、
令和4年中の主な出火原因別の出火件数を見てみると
1位→たばこ(3,209件) 2位→たき火(3,105件) 3位→こんろ(2,771件)
となっており、こんろは火災の原因になりやすいということがうかがえます。
IHコンロも全く火災の心配が無い!というわけではないのですが、やはり実際に炎が出るガスコンロの方が火事につながる可能性が高くなりやすいです。
(ただし最近のコンロは「鍋を離したら自動で火が消える」など火事防止機能が付いているものもたくさんあります!)
メリット③ 災害時の復旧が早い
「オール電化だと災害時に電気が使えなくなったらすべてが使えなくなってしまうから…」
そのような理由で電気・ガス併用を選ぶ方もいらっしゃるかもしれません。
ですが「復旧の速さ」という観点で見ると電気は特に災害に強いライフラインです。
内閣府による首都直下地震等による東京の被害想定によると、各ライフラインの復旧目標日数は
電気→6日 上水道→30日 ガス(都市ガス)→55日 となっています。
「どれだけはやく復旧するか」を気にする方にはオール電化が良いかもしれません。
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ここまでオール電化のメリットについて書いてきました。
ですがもちろん「すべての人にとってオール電化が一番良い!」ということではありません。
「ガスの火で調理したい」「ガス乾燥機で洗濯ものをはやく乾かしたい」など、
ガスはガスで より生活を豊かにする力があります。
↓ガス調理の参考(日興ホームスタッフブログより)↓
これから暮らしていく家でどちらを選ぶのが一番良いのか?
スタッフと相談しながら決めていきましょう!