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【金利の種類②】全期間固定金利
こんにちは!日興ホームの宮川隆です。
家を建てるにあたって、多くの方が検討されるであろう「住宅ローン」。
世の中にはさまざまな金融機関があって、それぞれの金融機関でローンの商品を多数扱っています。
その住宅ローンを組む際に気になるのが、「金利」。
前回、【金利の種類①】で変動金利型について取り上げました。
今回は、第2弾。
【金利の種類②】として、「全期間固定金利型」をご紹介します!
全期間固定金利型
「全期間固定金利型」は、文字通り「すべての期間で、金利が固定される」金利タイプです。
メリットとデメリットに分けながら全期間固定金利型の内容を見ていきましょう。
●全期間固定金利型のメリット
全期間固定金利型のメリットは、「固定される」点にあるといえます。
というのも、金利が固定されると、返済額が決まるので、月々ずーっと同じ金額で返済することができます。
最初から返済額が確定している状態で借り入れられるので、安定した返済計画を立てられるんです。
返済額が確定するということは、市場の金利が上昇したとしても、その影響を受けないということ。
思わぬ出費に出くわさずに済みます!
ただ、イメージできるかもしれませんが、「固定される」ことでこうなることも考えられます。
●全期間固定金利型のデメリット
全期間固定金利型は金利が固定されているがゆえに、市場金利が下がった時には、「損をしてしまった」なんて気分になるかもしれません。
市場金利が下がったとき、金利の変動に影響される場合は「金利下がって、返済額が減った!やった!」となるわけですが、固定金利を選んだ場合には何も変化はありません。
返済額が増えるリスクがない代わりに、返済額が減るというメリットもないんですね。
そしてもう一つ。
全期間固定金利型は、他の金利タイプと比較した時に、設定されている金利が高いというのが一般的です。
さて、全期間固定金利型について、メリットとデメリットをお話してきました。
前回お話した変動金利型と、今回の全期間固定金利型を比べてみると、「金利の変動の影響を受けるのか受けないのか」や、「低金利なのかそうでないのか」など対比的に見ることができます。
「金利の変動のリスクをなくしたいから固定型にしたいけど、そうすると金利は高めになる。」といったように、良いところもあれば、そうでないところもある。
何を選ぶにしても、予め選択肢のいいところも悪いところも知ったうえで選んでいただく方が、後悔は少ないのではないかと思います。
一概に「良いもの/悪いもの」と決めるのではなくて、メリットもデメリットもきちんと把握してから、選択しましょう!
金利の種類については、第1弾にてお示しした3つのうち残りのひとつ、「固定金利期間選択型」についても書いていこうと思います。
合わせて読んでいただき、住宅ローンを借りる際の参考にしていただければと思います!
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